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- ID:
- 46715
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0706
- 見出し:
- 十和田子ノ口のドロヤナギ倒れる 全国3番目の巨木
- 新聞・サイト名:
- 47NEWS
- 元URL:
- http://www.47news.jp/news/2010/07/3.html
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 十和田湖畔の子ノ口地区にある幹回り約6メートルのドロヤナギ(ドロノキ)の巨木が倒れているのを、東北巨木調査研究会の高渕英夫会長(十和田市)が6日、発見した。同会の調査で全国3番目に太いドロヤナギだった。ここ数日間の局地的な大雨で土壌が流されたことが倒木の原因とみられる。
このドロヤナギは、湖畔沿いの国道102号に近い山中の斜面で生育していた。6日、別の巨木調査のため入山した高渕会長が、根元から谷側に倒れているのを見つけた。葉が青く、倒れて間もない状態だった。周囲の樹木も巻き込まれ、なぎ倒されていた。
5年前の調査では、この巨木は幹回り5メートル95センチ、樹高約30メートル。同会の調査と環境省のデータベースによると、ドロヤナギとしては先月確認された十和田市・小幌内川沿いの幹回り6メートル97センチ、同市蔦温泉近くにある同6メートル7センチに次いで全国3位だった。
高渕会長は「立っている時の姿は良かったが、根が枯れており、いつかは倒れると思っていた。十和田市内にはまだドロヤナギの巨木がたくさんあるので、調査を続けて記録を残していきたい」と話した。
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