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- ID:
- 46712
- 年度
- 2010
- 月日:
- 0706
- 見出し:
- ミクロン単位の薄さ競う 宮之城高等技術専門校でかんな削り大会
- 新聞・サイト名:
- 南日本新聞
- 元URL:
- http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=25001
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 大工や家具職人を養成する県立宮之城高等技術専門校(さつま町船木)で2日、かんなの薄削り大会があった。訓練生72人が、1ミクロン(1000分の1ミリ)単位で、いかに薄く削るかを競争。好記録が相次ぎ「開校以来最高」(庭月野慎一校長)となる3ミクロンの新記録も出た。
かんな削りは、木材の表面を滑らかに仕上げるため、家造りや家具製作に欠かせない技術。仕上げかんなをかけた木材の表面は光沢があり、水もはじく。
訓練生たちは、金づちでたたいて刃の出具合を調整したり、木目を確かめたりしながら、少しでも薄く削ろうと奮闘。削りくずの厚さを、教員が専用の機械で判定した。団体戦で3ミクロンの新記録が出たほか、個人戦でも4、5、6ミクロンと好記録が続出した。
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