ID :
5627
公開日 :
2008年
3月16日
タイトル
[木材地産地消で緑の地球を再生 下京で杣人シンポ 船瀬さん講演
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008031600032&genre=H1&area=K10
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元urltop:
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写真:
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森林の育成と林業の活性化を目指す「京の山杣人(そまびと)工房事業シンポジウム」が15日、京都市下京区のディリパ京都であり、約100人の市民が木材と環境について理解を深めた。
シンポは、市内産木材を使った改装工事などを推進する工房の実行委員会主催。市が進める木材の地産地消の推進施策に沿って森林の大切さをアピールする取り組みで、今回が2回目となる。
京都市の担当者が林業振興に関する取り組みを説明した後、環境問題評論家の船瀬俊介氏が「木造革命」と題して講演した。船瀬氏は木造建築の利点について「木で景観に配慮した建物を作れば、文化や観光の振興
、伝統技術の育成など多面的な効果がある」と強調。環境問題にも触れて「地元で伐採した木材を使い、山の手入れに取り組めば緑の地球の再生と温暖化防止にもつながる」と木材利用の重要性を訴えた。