ID :
4196
公開日 :
2007年
9月29日
タイトル
[5月の新設住宅着工、5年5カ月ぶり2ケタ減
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070629AT3S2901Q29062007.html
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元urltop:
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写真:
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国土交通省が29日発表した5月の新設住宅着工戸数は前年同月比10.7%少ない9万7076戸となった。2ケタ台の減少率を記録したのは2001年12月以来、5年5カ月ぶり。同省は「家計の雇用・所得環境が改善
するなか、住宅需要も底堅く推移する」との見方を崩していないが、03年以降、増加基調だった住宅着工の先行きに不透明感も出てきた
着工戸数は昨年12月に10.2%増えた後、2月は9.9%減るなど、単月のブレが大きく、5月のデータのみでは先行きを判断できない。ただ5月の着工戸数の水準を年率換算値(季節調整済み)でみると、115万5000戸で、
04年11月以来の低水準となった
内訳をみると、持ち家が12.7%減の2万8848戸で、4カ月連続して減少。貸家は7.8%減の4万1264戸、分譲住宅は14.0%減の2万5956戸で、ともに2カ月連続のマイナスとなった。分譲のうちマンションは20.3%減と大
きく減少した。都市部での地価上昇で土地の仕入れが難しくなっているうえ、物件価格の上昇で買い控えも発生しているとみられる