ID :
4134
公開日 :
2007年
6月19日
タイトル
[5月の米住宅着工件数は減少の見通し
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200706190031.html
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元urltop:
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写真:
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ロイター調査によると、19日に発表される5月の米住宅着工件数は、4カ月ぶりに減少に転じると予想されている。住宅建設業者が売れ残り住宅の在庫削減に取り組んでいることが背景。
ロイター調査のエコノミスト78人の予想中央値では、5月の住宅着工件数は148万戸(季節調整済み年率換算)と、前月の152万8000戸から減少する見通し。予想レンジは140万─159万戸。住宅着工件数は、199
7年8月以来の低水準に落ち込んだ今年1月以降、3カ月連続で増加していた。
住宅着工許可件数は、エコノミスト56人の予想中央値で、147万1000戸と、前月の142万9000戸から増加する見通し。予想レンジは140万─152万戸。
発表時間は、米東部時間19日午前8時半(日本時間午後9時半)。
エコノミストのコメントと予想値は以下の通り。
◎インサイトエコノミクスのスティーブン・ウッド氏(予想値:住宅着工件数145万戸)
5月の住宅着工件数は、比較的軟調な新築住宅販売と新築住宅の在庫積み増しを背景に、減少するとみている。売れ残った新築住宅の在庫はピークを迎えたあと緩やかに後退しているとはいえ、とりわけ軟調な販売
のわりには依然として極めて高水準だ。また、住宅販売のキャンセルは新たな在庫として考慮されないため、新築住宅の在庫の水準は実際よりも低くなっている。
◎リーマン・ブラザーズ(予想値:住宅着工件数146万5000戸)
5月の住宅着工件数は4%減の146万5000戸と予想する。住宅着工件数は今年1月の大幅な落ち込みから3カ月連続で増加していた。年内は緩やかに減少するだろう。