ID :
3954
公開日 :
2007年
5月30日
タイトル
[「1/1000ミリ」薄さが勝負 日田高等技術専門校 建築科の18人 かんな削り競う
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070531/20070531_003.shtml
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元urltop:
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写真:
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大工技術の基本とされるかんな削りの技を磨こうと、県立日田高等技術専門校(日田市朝日ケ丘)で25日、「第6回天領削ろう会」があった。建築科の訓練生18人が、マイクロメートル(1000分の1ミリ)単位
でかんなくずの薄さを競い合った
4月の入校以来続けてきた、かんなの刃研ぎや調整訓練の集大成として実施。長さ1.3メートル、4センチ四方のヒバ材を、自分で調整したかんなで削った。指導教官は「技術を磨きながら、微妙な違いにまで気を配る
感性を身につけてほしい」と見守った
計4時間の作業の末、1位は8マイクロメートルを出した中島晃一郎さん(22)=中津市=に決まった。中島さんは「とにかく疲れた。一人前の大工になる道は大変だ」と話していた。上位3人は6月3日、大分、佐伯の高
等技術専門校の上位者とともに大分市である県大会に臨む。