ID :
342
公開日 :
2006年
2月21日
タイトル
[桃の節句祝う組み木雛 三木山森林公園
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/mi/00048474mi200702201000.shtml
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元urltop:
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写真:
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桃の節句を前に、県立三木山森林公園の木工教室参加者十八人が十九日、組み木の五段雛(ひな)飾りを完成させた。三木、高砂、小野、神戸市の中高年男女で、半数は木工初心者。五、十八、十九日の三回
の教室だけでは間に合わず、日程外の“補習”や自宅に持ち帰って“宿題”とするなど苦労を重ねた。「孫娘にプレゼント」「女の子がいないので自分のために」と、お手本と照らし合わせながら絵付け作業に余念がなかっ
た
(岩谷 汪)
厚さ二・二センチ、一八×一五センチのハリギリ(センノキ)材五枚から、型紙に沿い糸のこで百二十個の部品を切り出す。内裏(だいり)、三人官女、五人囃子(ばやし)の人形十体のほか、右近の橘(たちばな)、左近の
桜やヒシもち、牛車もそろう。取り出して並べれば五段飾りに、ジグソーパズルのようにはめ込めば壁掛け風のインテリアになる
材料費込みで二千円だが、各自の作品を眺めて「その十倍の二万円でも売れそう」との声も上がった。別所町朝日ケ丘の井口美恵子さんは「子どもは二人とも男なので、私自身のために作りました。木工は初体験。糸の
こで角や曲線を切るのが特に大変でした」と話していた。