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ID :  3288
公開日 :  2007年  3月28日
タイトル
[だからこそ釘やビスが重要に、木造住宅の「金物再入門」
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新聞名
nikkeibp.jp
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/const07q1/529349/
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元urltop:
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写真:
 
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短期連載の最終回に当たる第6回のテーマは、「金物は、実は高等テクニック」。意外に聞こえるかもしれないが、木材と金属を釘やビスで留める「接合補強金物」は、極めて難易度の高い技術であることを指 摘しておきたい どこが「高等テクニック」なのか。木材と金属を「のり」で接着することをイメージすれば、その難しさは想像がつくはずだ。本来は「木材と木材」「金属と金属」同士を接合すべきなのだが、「木材と木材」を接合する伝統的 な仕口・継ぎ手は非常に手間がかかり、「金属と金属」を接合する金物工法は、まだ広く普及するに至っていない。現在の木造住宅は、異なる材料同士を組み合わせる「難易度の高い」接合補強金物に頼らなければ、なか なか要求される構造性能を満たすことができない そして接合補強金物で、木材と金物を接着する「のり」に当たるのが釘やビスであり、金物の大きさは「のり」を塗る面積に相当する。だから、釘やビスにどんなものを使うかや、木材のどこに金物を取り付けるかなどがと ても重要になる。