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木造建築のネツト記事
ID :  2927
公開日 :  2007年  3月 2日
タイトル
[木の家の良さ学ぼう 「すまいをトーク」講義と現地学習2本立て…大阪
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/rakujyu/hint/rh70302a.htm
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元urltop:
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写真:
 
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知っているようで知らない木造住宅の良さを学ぶ市民講座が4月、大阪で始まる。大阪や兵庫の建築関係者による「すまいをトーク」。伝統的な家造りだけでなく、耐震性や自然素材の活用など今日的な課題 も考えていく (山畑洋二)  「木造建築ができるまで」を年間テーマに、「住まい作りの川上(材木を得る森)から川下(建築現場)まで」を講義と現地学習の2本立てで追う。講師は、1級建築士や大工、職業訓練指導員、森林組合の職員ら。古民家の メンテナンスや畳、左官などをテーマに行った昨年度講座に続く第2期だ  初回は4月22日午後1時からの現地学習。「木造住宅はどのようにしてつくられているのか」と題して、江戸後期の大阪の町を再現した「住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館」(大阪市北区)を見学。1級建築士の牧 彰さんらの案内で日本の伝統家屋の特性や近代大阪の歴史や風俗、住まい方を学ぶ  2回目は「山を見て木をみる」(5月26日)。大阪府河内長野市の林業家、奥野壽一さんを講師に、「おおさか河内材」の杉林で間伐を体験学習し、府森林組合南河内支店の木材加工センター「ウッドベースかわちながの 」も訪ねる  3回目は6月21日午後6時半から、大阪市中央区久太郎町のTOTOテクニカルセンター大阪で講義。自然素材をテーマに、「すまいをトーク」代表で、1級建築士小峠敏幸さん(大阪市都島区)が、シックハウスの原因物 質を「低減した」とする接着剤や床材などへの疑問、自然素材のメリットだけでなく、使い勝手の悪さも理解することの大切さを語る  講座は来年3月まで月1回の計12回。現地学習はほかに、「町家の材木商・銘木商見学」「神戸レトロ・竹中大工道具館」「大工作業を体験しよう」。講義は「大工の技能と道具」「木造建築と技能の変遷」「間取り」「地震と 建築」「高齢者にやさしいリフォーム」「古い家を守る」を予定している  小峠さんは「日本の気候風土に合った木造建築の良さを学んで、これからの住まい方のヒントを得る場にしたい」と話す  年会費1万2000円(12回)。1回だけの参加(一般1500円、学生1350円)もできる。申し込みは事務局の小峠さん(06・6356・1373)へ。