ID :
2896
公開日 :
2007年
2月28日
タイトル
[国産バイオ燃料、600万キロリットルへ、木材も
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新聞名
新建ハウジング
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元URL.
http://blog1.s-housing.jp/article/34895748.html
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写真:
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松岡利勝農水相は27日、植物を原料とする国産バイオ燃料の年間生産量を現在の約30キロリットルから2030年度には600万キロリットル(原油換算360万キロリットル)に拡大する目標を安倍晋三首相に
報告した。サトウキビに加え、稲わらや木材など従来は原料として利用されていなかった材料についてエタノール化の技術開発を進め、多様な作物からの効率生産を実現する
木材のエタノール化も研究されるという。少し国産材問題や住宅産業と関連が出てきた
ただし、課題は多い。特にこれ
また、現行法ではバイオエタノールはガソリンに3%までしか混合できないが、この基準の引き上げや、価格面でガソリンに対抗するための税制優遇なども必要とした
ここは難しい。特にガソリン産業との折り合いをどうつけるか。なかなか触りにくいだろう
自動車用燃料としての利用方法や税制措置などをめぐり、各省や民間業界の利害は一致していない。この日も甘利明経済産業相が「目標数値は農水省の試算であって(戦略会議の)合意内容には含まれない」と述べるな
ど、足並みの乱れが露呈している
結局こういうことになることが多い。新技術は常にそうだが、特にエコ技術は推進勢力と代替される側との間にこうした綱引きが見られる。