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木造建築のネツト記事
ID :  2822
公開日 :  2007年  2月20日
タイトル
[潮岬中の新校舎完成 明るく木の香り漂う
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新聞名
紀伊民報
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元URL.
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=120098
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元urltop:
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写真:
 
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串本町潮岬、潮岬中学校の新校舎が完成した。20日には生徒70人が明るく、木の香り漂う校舎で授業を受けた。28日に関係者らが完成を祝う  1951年建築の校舎の老朽化に伴い、木造平屋の校舎の半分を壊し、建て替えた。町の学校統合に関する基本構想に基づき、同校と串本中との統合を進めようとしたが、地区住民の反対を受け、2003年に統合を断 念。同年に建て替えを決め、06年5月に着工した  新校舎は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積2050平方メートル。1階に多目的ホールや技術教室、家庭調理室、図書室、職員室など。2階には普通教室のほか理科、美術、音楽の各教室、コンピューター室を配置し た。内装に木をふんだんに使い、芝生や砂利を敷いた大小2つの中庭を設け、教室を明るくしている。2階からは海が見え、眺めが良いのも特徴  学習の場だけでなく、地域のコミュニティーの場や災害時の避難所として活用されることが期待されている  旧校舎の残り半分は近く解体する。跡地を利用し、体育館建て替えを求める声があるが未定  事業費は新築費3億8700万円、解体整地費2400万円、仮設校舎建築工事費2700万円の計4億3800万円  19日に旧校舎から引っ越しし、20日から新校舎で授業が始まった  本年度の授業はあと3週間ほどだが、3年生26人も新校舎の雰囲気を味わった。凩佑治君(15)は「新しい校舎になって最初の卒業生というのがうれしい。きれいで落ち着く。大事に使わなくてはと思う」。中谷千章校長は 「きれいで、設備が良くなった。新築をきっかけに、より一層集中して勉強してくれればと思う」と話した。