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ID :  2789
公開日 :  2007年  2月17日
タイトル
[苫小牧の持ち家着工数 5年ぶり500戸超え 06年 雇用改善が後押し
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070217&j=0040&k=200702176457
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写真:
 
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苫小牧市内で昨年、一戸建て住宅(持ち家)の着工戸数が五年ぶりに五百戸を突破した。トヨタ自動車北海道が正社員登用を進めるなどしており、雇用環境の改善がマイホーム取得を後押ししている。住宅メ ーカー各社の売り込み合戦も活発になっており、戸数は今年さらに伸びそうだ。  市建築指導課によると、二○○六年一年間の住宅着工戸数は五百二十三戸で、前年から四十一戸増えた。○一年には六百四十七戸を記録したが、景気低迷で住宅需要も伸び悩み、○二年から○五年までは四百戸台 で推移していた。  住宅需要が回復に転じたのは、自動車産業を中心とする企業進出による雇用環境の改善や、トヨタ北海道などの工場への通勤に便利な沼ノ端地区や、JR苫小牧駅に近い市内中心部で比較的安価な宅地分譲が相次い だためだ。  住宅メーカーは一段と積極的になっており、一月にはミサワホーム北海道が駒大苫小牧高に隣接する美園町で約百三十区画を造成する計画を打ち出した。住宅メーカー九社による苫小牧街づくり促進会も今春以降、 日の出町とウトナイ地区でそれぞれ約五十区画を販売する計画。一区画(二百三十-二百五十平方メートル)四百五十万円から七百五十万円が通り相場になっている。  同促進会会長の山内武実さんは「住宅を初めて取得する若い世帯が顧客に増えているのが特徴。企業進出の波及効果は大きい」と話す。また、消費税率の引き上げや金利先高観を見越した駆け込み需要も見込まれて おり、「今年は昨年以上に戸数が増えるのではないか」と見ている。(