ID : 
2467
公開日 : 
 
2007年
 1月15日
タイトル
[岩国市で大工さんらが独特な道具を使って「手斧始」 
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新聞名
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/035/035_070114.htm
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元urltop:
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写真:
 
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岩国市横山の吉香公園で13日、大工らの仕事始めにあたる儀式「手斧(ちょうの)始(はじめ)」(木の会主催)が行われた。伝統的な大工道具を使って神木に作業を施す神事で、関係者約100人が、建築、建
設作業の一年の無事を祈った
 「木の会」(立石太造会長、45人)は、市内の建設、建築業者らで組織。儀式は、三重県の伊勢神宮で伝えられている様式をまねて実施している。今年で13回目
 神木には、錦川上流で育った樹齢120年のヒノキの丸太(長さ4メートル、直径40センチ)を使用。これまでで一番の大きさといい、狩衣(かりぎぬ)姿のメンバーらが、神妙な面持ちで、墨付けの糸を引いたり、斧を振り
下ろしたりしていた
 立石会長(72)は「建築、建設に携わる人で力を合わせ、木、石、土の文化をはぐくんでいきたい」と抱負を語っていた。