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木造建築のネツト記事
ID :  2394
公開日 :  2007年  1月 7日
タイトル
[木材金属で新・旭川家具 独の見本市で発表へ カンディハウス
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070106&j=0024&k=200701067137
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写真:
 
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旭川家具の最大手カンディハウス(渡辺直行社長)は、木材とステンレスを組み合わせて製作したテーブルやいすなど、新しい家具シリーズ「TOSAI(東西)」を開発した。高級木製家具を売り物にする同社が 金属を使った家具をシリーズで製作するのは初めて。世界の高級家具市場戦略の核となる商品として、十五日にドイツ・ケルンで開幕する世界最大級の国際家具見本市(メッセ)で発表する。  デザインはドイツの高級家具デザイナー、ペーター・マリー氏(70)が手掛け、シリーズ名は日本の木工芸技術と欧州デザイナーによる「東西の融合」の意味を込めた。  ダイニングテーブル、いす、キャビネット、ベッドなど、すべて木材と金属を組み合わせて作った。テーブルは天板にナラやウオールナット、脚をステンレスで製作。いすも背が木材で脚は金属、キャビネットは引き手と 脚に金属を使った。  カンディハウスは、世界の高級家具市場でしのぎを削るためには新たに核となる商品が必要と判断。日本、ドイツ、米国の現地法人でパンフレットを統一し、「世界戦略商品」として販売する。金属は加工に高い技術が 要求され、経費もかかるため、容易に模倣品を作れないようにする狙いもあるという。  いすとテーブルを合わせたダイニングセットは約百万円と、同社の最高級品とほぼ同じ。渡辺社長は「金属を組み合わせることで、木のぬくもりと対極にある先鋭さも表現できた。TOSAIで、世界の家具市場に旭川家具 を発信したい」と意欲を見せる。