ID :
2256
公開日 :
2006年
12月 9日
タイトル
[木の家の“古里”を訪問 紀北町で市民ら伐採法など学ぶ
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新聞名
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061210/lcl_____mie_____007.shtml
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元urltop:
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写真:
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木の家の良さを再認識してもらう「楽しい木の家づくりセミナー」が9日、紀北町海山区の山林で開かれた
東紀州・尾鷲ひのきの会と、みえ木造塾の有志の主催。設計から施工、製材、林業など木と家をつなぐ仲間が集い、環境などの観点から関心が高まっている木の家をPRしようと、10月から3回講座で開いている。木造
住宅の見学などに続く最終回のこの日は「山へ行こう」がテーマだった
木の家に興味を持つ市民や、林業などの関係者ら約20人が参加。尾鷲ヒノキの産地として200年以上受け継がれている同区上里の速水林業大田賀山林を訪れた。同林業の川端基洋さん(34)が講師を務めた。ヒノキ
を中心とした林に、広葉樹が点在する山林を歩きながら、木の育て方や伐採の方法、平均80年で切ることなどを説明。いい木を育てるには豊かな土が必要で、そのためには下草をきちんと確保することが大切などと
も話した。受講者は神秘的な雰囲気の中、熱心に木や森について学んでいた
この日は同区内の製材所や木工所の見学もあった。