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木造建築のネツト記事
ID :  2211
公開日 :  2006年  12月 4日
タイトル
[名門・植木屋、丹羽家の跡地 豊島区が公園整備
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20061204/lcl_____tko_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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ソメイヨシノの発祥地で、江戸時代には植木職人の街として知られた豊島区駒込(旧染井村)。区は、この街にある著名な植木屋だった丹羽家の跡地に、丹羽家の門と蔵を生かして、桜や植木の里を象徴する 公園の整備に乗り出す  駒込には江戸時代、多くの植木職人がいたが、中でも丹羽家はトップクラスの植木屋だった。門は近くにあった津藩主藤堂家の下屋敷の裏門で、植木職人として出入りしたことから譲り受けたとされる。蔵は一九三五年 に造られた鉄筋コンクリート製で地上二階、地下一階の建物  区は防災機能を持たせた公園にするため、跡地(駒込三)約千二百五十平方メートルを今夏、購入した。来年度中に地元住民の意見を聞いて設計し、二〇〇八年度に整備する計画。門は文化財的な価値があるとして、 区文化財への指定や補修の準備を進めており、公園完成時には歴史遺産として公開する。蔵は当初は住宅とともに壊す予定だったが、地元の要望もあって保存、活用を決めた  公園の内容については、地元の駒込地域まちづくり協議会が検討を始めている。同協議会の小川幸雄・副座長は「ソメイヨシノを植えて発祥の地をアピールしたい。蔵は植木の歴史資料館として活用したい」と話し、災害 時の避難場所や子どもの遊び場としてだけではなく、歴史を伝える公園になることを希望している。JR駒込駅のそばには染井吉野桜記念公園があるが、小規模で、区も「駒込のイメージアップにつながる公園にしたい」 としている。