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ID :  15671
公開日 :  2010年  4月 8日
タイトル
[十八楼:岐阜・長良川畔の老舗旅館、土蔵レストラン開店 /岐阜
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20100407ddlk21020074000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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今月創業150周年を迎えた長良川畔の老舗旅館・十八楼(じゅうはちろう)=岐阜市湊町=に6日、土蔵レストラン「四季(とき)の蔵」がオープンした。
 古い町屋が連なる通称「川原町」の景観保存の一翼を担い、十八楼が、約80メートル離れた所にあった明治年代の木造旧家(築118年)を買い取り、建物を解体せず引きずる曳家(ひきや)という日本の伝統工法で移動 させ、レストランに改修した。
 木造2階建ての土蔵造りで、延べ床面積は約140平方メートル。内装は厚さ約20センチの土壁を塗って耐震補強し、履物を脱いで上がるため床暖房を施した。テーブルも古い木材を再利用して製作し、土蔵造りのモダ ンな和風レストランに生まれ変わった。
 水野宏・執行役員総支配人は「お友達同士やグループの2階席の貸し切りも受け付けます。地元産の食材を使った会席料理を楽しんでいただきたい。今年6月には全国旅館組合の全国大会が岐阜市で開かれるので、紹 介するのが楽しみです」と話していた。
 営業時間は午後5時半~9時。会席料理の夕食のみで、予約制。問い合わせは十八楼(058・265・1551)