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ID :  15346
公開日 :  2010年 3月15日
タイトル
[シンポジウム:「伝統木構法」と林業振興訴え
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/today/news/20100315ddm016040020000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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無垢(むく)の木を組んで建築する手法「伝統木構法」と、木材を提供する森を守ろうと「伝統を未来につなげる会」(http://tsunagerukai.com/)が発足し、2月、東京都内で初のシンポジウムを開催した。
 日本では林業衰退に伴い森の手入れが不足し細く弱い木が林立している。一方、建築現場ではコストの安い合板が使われる事例が増えた。耐震偽装事件をきっかけに建築基準法が改正され審査が厳しくなり、伝統木構 法の住宅着工が減っている。
 そこで、全国の棟梁(とうりょう)や大学教授らは昨年11月、伝統木構法の魅力を伝えるとともに、林業や地域の活性化を目指し、同会を設立した。今後、地震に耐えてきた法隆寺などが伝統木構法でつくられたことを 周知するシンポを開催したり、建築基準法の見直しを求めていく。野木道記事務局長は「日本人は自然を愛し、自然に学んできた。それが建築物として残り、日本の魅力となった」と語る。