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ID :  15288
公開日 :  2010年 3月 8日
タイトル
[県文化財3件追加 黒木の共同風呂「記録講ずべき」
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20100308-OYT8T01203.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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県教委は、17世紀前期から中期に建てられた旧大名家の霊屋建築「久留米藩有馬家霊屋」など3件を県文化財に指定することを決めた。県指定文化財は計662件となる。
 久留米藩有馬家霊屋は久留米市の梅林寺にある旧大名家の霊屋5棟。いずれも和様で、建築当時の姿がよく残されているという。残る2件は、大正時代に旧合川村が村費で購入し、筑後川の水害時に避難や物資の運 搬に使われた「合川のあげ舟」(久留米市)、明治から昭和にかけて官営で75年間操業した「志免鉱業所跡」(志免町)。
 また、年中行事などのために明確な保護団体を特定できず、「指定」は困難だが「記録作成の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として、県内では初めて「黒木の共同風呂の習俗」(八女市)を選んだ。
 共同風呂は地域住民が共同で設置、管理する浴場で、黒木では大正時代には始まっていたという。住民の高齢化などを理由に今月から休止したが、2月末までは7世帯で実際に運営していた。
 このほか、2000年8月に焼損した「福岡城大手門(渦見門)」(福岡市)の名称が、史料調査などの結果から「福岡城下之橋御門(ふくおかじょうしものはしごもん)」に変更される。