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木造建築のネツト記事
ID :  1625
公開日 :  2006年 9月10日
タイトル
[「ゆったりと長く久しく」悠仁さま 秋篠宮家命名の儀 お印「高野槇」
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060913/mng_____sya_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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6日に誕生した秋篠宮ご夫妻の男のお子さまの名前が「悠仁(ひさひと)」に決まり、12日午後、紀子さまとお子さまが入院されている東京都港区の愛育病院で「命名の儀」が行われた。身の回りの品に付ける「 お印」は常緑高木の「高野槇(こうやまき)」に決定した。紀子さま、悠仁さまとも経過は順調で、数日後に一緒に退院する見通し。
 命名の儀は、一般のお七夜に当たる皇室の伝統儀式。宮内庁によると、ご夫妻は名前の「悠」について、男の子にゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでいってほしいとの願いを込められたという。
 宮内庁は7月ごろから歴代天皇や近世以降の皇族と重ならない文字について検討。男子誕生後、国語学者や漢学者の意見も交え、複数の候補を選択した。秋篠宮さまが「ひさひと」という音が気に入り、「ひさ」には「悠」 の字が選ばれた。下に「仁」がつくのは平安時代以来の慣習。秋篠宮さまが11日朝、最終的に決めた。天皇、皇后両陛下には命名の儀に先立って伝えられた。宮家のお子さまであるため、幼少時の称号はない。
   お印の高野槇は、日本固有の常緑高木で高さ約30-40メートル、太さ約1メートルになる。大きく、まっすぐに育ってほしいとの気持ちから選ばれた。
 命名の儀は午後3時35分から、紀子さまの個室で始まった。秋篠宮さまが毛筆で名前の「悠仁」、お印の「高野槇」とそれぞれしたためた和紙「大高檀紙(おおたかだんし)」を、ご夫妻が順に確認。この後、宮務官が白木 の桐(きり)箱に納めて、悠仁さまの枕元に置いた。秋篠宮さまはモーニング姿、紀子さまは空色の絹の服だった。儀式は5分ほどで終了した。
 名前は14日に官報に掲載され、来週中には天皇、皇族の戸籍に当たる皇統譜に登録される。
  《高野槇》  宮内庁によると、日本固有の常緑高木で、コウヤマキ属の一属一種の単型属。近年は日本特産のコウヤマキ科として、スギ科から独立して扱われる。本州の福島県以南、四国、九州の宮崎県までの範囲 に分布し、「コウヤマキ」の名は和歌山県・高野山に多いことに由来する。特に品質の優れる「木曽の五木」の一つで、高さ30-40メートル、直径1メートル以上に成長し、春に花をつける。芳香を放ち、整った樹形の名 木として知られる。