ID :
14700
公開日 :
2010年 1月19日
タイトル
[スギ廃材で製作のベンチを施設に お年寄りの安全にも配慮
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/saga/news/20100119ddlk41040505000c.html
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写真:
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県立鳥栖工高建築科の3年生4人が18日、廃材で作ったベンチ4脚を鳥栖市宿町のグループホーム「お元気ハウス」に寄贈した。
同校では3年生が週3時間、自主的に課題に取り組む「課題研究」の授業がある。4人は「廃材の再生利用」をテーマに、学校の木材実習や6月の高校生ものづくり大会の練習で出たスギの廃材でベンチを作ることを決
め、昨年6月から試作品を作り始めた。
昨年末に完成したベンチは座る部分が縦約40センチ、横1・4メートルで、高さは約40センチ。
木材の角の部分は削って丸くし、座る部分ではねじの上に木片を埋め込むなど、細かな部分でも利用者の安全に配慮した。
同施設には74~94歳の18人が入所。ベンチは中庭で入所者が日光浴をしたりイベントを開く時に利用することにしているという。
メンバーの肥山貴弘君(17)は「試作品よりいいものができた。大切に使ってほしい」と話している。