1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 9.建物
  4. 木造建築のネツト記事 TOP
木造建築のネツト記事
ID :  14236
公開日 :  2009年 11月29日
タイトル
[1987年 公共建築を木造でつくる
.
新聞名
nikkei BPnet
.
元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091130/197901/
.
元urltop:
.
写真:
 
.
集成材を使った新しい木造  木造建築は職人的な経験に負う面が大きく、技術者の高齢化とともに失われた技術となっていくのではないかとの懸念もささやかれていた。そうしたなかで、集成材や接合金物を使った新しい木造建築が登場し、普及へ の第一歩が踏み出された。 5/4号では「列島ルポ “モデル木造”施設が完成へ」と題して、全国の事例を紹介している。また6/1号では新しい木造校舎の事例を取り上げたほか、木造の公共建築作品として「龍神村民体育館」(6/1号)や「小国町民体育館」(設計レポートと して4/20号、完成した建物の紹介は1988年7/25号)を紹介している。
アーバン・スモール・ビルディング  商業、オフィス、住宅が混じり合った町中のビル。特徴は小さいながらもピリリとしたデザインの主張があることで、都市景観に刺激を与えている。また、独立したばかりの若い建築家たちにとっては腕のふるいどころ でもある。大規模再開発からも取り残されたこうした“普通の”ビルを、日経アーキテクチュアでは「アーバン・スモール・ビルディング」と呼び、2号連続で特集して大きな反響を得た。
 そのほかこの年は、原広司「ヤマトインターナショナル東京支店」(3/23号)、篠原一男「東京工業大学百年記念館」(12/14号)、高松伸「キリンプラザ大阪」(12/28号)、磯崎新「お茶の水スクエアA館」(12/28号)など 、アトリエ派の大物による大作が相次いで完成している。