ID :
14182
公開日 :
2009年 12月 1日
タイトル
[県産木材で温もりの家 - 林業振興へ県助成制度
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新聞名
奈良新聞
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元URL.
http://www.nara-np.co.jp/20091130114331.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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林業振興に向けて県は、県産材を使った最大30万円の住宅助成と、税制の特例措置などの長期優良住宅制度(木造以外も対象)で木造住宅の新築を勧めている。現在、県内3カ所でモデル住宅の建築も進
めており、作業工程も見学できる(要事前連絡)。
吉野町丹治の阪口製材所(阪口浩司社長)では、県補助も受けながら、平屋建て約85平方メートルのモデル住宅を、大工が現場で「かんな」や「のみ」を使う昔ながらの方法「手刻み」で建てている。今はプレカットと言わ
れる、あらかじめ加工した木材を組むのが主流の中で、手作りの温かみが伝わる。
同社五條事業所長の阪口勝行さん(35)は「ニーズに合わせた手刻みで、大工の技術の伝承につなげたい」と話す。モデル住宅は「木の展示館、吉野サロン」と名付けられる予定で、スギ、ヒノキのほかツガ、コウヤマキ
、ケヤキなど10種類以上の木をバランス良く使って…