ID ：
13835
公開日 ：
2010年 2月 1日
タイトル
［明治建築再生１０周年 犬山・羽黒の「小弓の庄」
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100201/CK2010020102000024.html
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元urltop:
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写真:
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明治時代の建物を復元した犬山市羽黒のまちづくり拠点施設「小弓の庄」で３１日、開館１０周年記念イベントがあった。
約１５０人が出席し、田中志典市長が「（同施設は）犬山の貴重な財産。これからも皆さんに有効に使っていただきたい」とあいさつ。地元の画家宇野藤雄さん（８１）の「人生感動」と題した記念講演や、いちい信用金庫（
本店・一宮市）音楽部の演奏もあった。
建物の前身は１９１０（明治４３）年に羽黒地区で開業した旧加茂郡銀行羽黒支店。木造２階建て、和風建築を基本に洋館を思わせる要素も随所に。大垣共立銀行羽黒支店だった３０（昭和５）年に廃止され、その後は地
元住民が購入し住宅などとして使用した。
１５年ほど前、所有者が解体する意向だったため、地元の要望もあり、市が保存活用を決めて寄贈を受け、現在地の名鉄小牧線羽黒駅南側に移築復元。２０００年にリニューアルオープンし、その後は地元住民らが管理
運営してきた。０１年には愛知まちなみ建築賞を受賞した。
愛称「小弓の庄」は、かつて一帯が藤原氏領の荘園「小弓荘」だったことなどから公募で名付けられた。