ID :
14091
公開日 :
2009年 11月15日
タイトル
[自宅に木彫昆虫100匹 加古川の熊埜御堂さん
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002519449.shtml
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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手作りおもちゃの全国公募展で受賞経験を持つ加古川市山手、熊埜御堂(くまのみどう)俊雄さん(78)が、木彫りのクワガタやカブトムシ作りに励んでいる。自宅車庫の壁や天井は、100匹を超える“虫”た
ちで埋め尽くされている。
旧国鉄に勤めていた熊埜御堂さん。「子どものころから木で何かをつくるのが好きだった」といい、家具づくりや部屋の改装といった大工仕事もお手のものだ。
1999年ごろから、木のおもちゃ作りを本格的に始め、2001年には全国公募展「丹波の森ウッドクラフト展」のグランプリを獲得した。
生き物を題材にした木工品にも取り組み、昨年から昆虫にのめり込んだ。材料はチークやコクタン、クスノキなど。図鑑を参考に図面作製から始め、彫って塗装を終えるまで1匹で3日かかる。「角のとがり方が、特に難
しい」という。
一番大きいヘラクレスオオカブトは体長30センチ以上。作品群の中でもひときわ目を引き、車庫前を通りかかった人も思わず足を止めるほどだ。
熊埜御堂さんは「納得いくものができたら、また新しい題材に挑んでみたい」と張り切っている