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木造建築のネツト記事
ID :  13295
公開日 :  2009年 9月23日
タイトル
[飯田市上久堅のIターン者が古民家改修 住民ら集う民宿
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新聞名
信濃毎日新聞
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元URL.
http://www.shinmai.co.jp/news/20090923/KT090922SJI090014000022.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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飯田市上久堅にIターンした長谷川一矢さん(38)、恵子さん(30)夫婦は、地域住民や田舎暮らしに興味のある人らが集う民宿を作ろう-と、築200年とされる木造の借家の改修に乗り出した。2年後の開業 が目標。22日には、県内外から集まったボランティア10人余も参加して、母屋の脇にある別棟の取り壊し作業などを始めた。
 「田舎に住み、民宿をやりたい」と思い描いていた長谷川さん夫婦は昨年4月、京都市から飯田市に移り住んだ。山間部の上久堅にある木造2階建ての古民家を借り受けた。ただ、壁や屋根は改修が必要。所有者の同 意は得たものの、資金の余裕がなかったという。
 そこで、移住も支援した市観光課の小林美智子さんが仲介役となり、古民家の活用に向けてNPO法人「日本民家再生協会」(東京)などを紹介。民家の改修はボランティアを募って進めることにした。市もエコツーリズ ム事業の一環として協力している。
 この日は、別棟の壁を運び出したり、敷地内の竹林を整備したりした。23日には、日本民家再生協会による診断もある。
 長谷川さん夫婦は「地域の人やIターンの人、遊びに来る人の三者が気軽に会話ができる場所をつくりたい」と抱負を話す。
 移住してくる人を応援している上久堅観光協会長の後藤静良さん(62)も作業に参加。「若者らの話を聞くことで見識が広くなる。みんなで助け合って一緒に活性化をしていきたい」としている。