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木造建築のネツト記事
ID :  1346
公開日 :  2006年 7月16日
タイトル
[庫裏の上棟式に90人 再建目指す多治見の永保寺
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060719/lcl_____gif_____001.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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火災で焼失した本堂や庫裏の再建に取り組む多治見市虎渓山町の虎渓山永保寺で十八日、庫裏の上棟式があった。
 南禅寺の中村文峰管長をはじめ、寺関係者ら約九十人が出席。柱や梁(はり)など骨組みができ、木の香りが漂う庫裏の中で読経したり、棟木に見立てた木を出席者で引き上げる儀式をしたりした。田中義峰住職は檀( だん)信徒や奉賛会、市民らの再建に対する支援に触れ「物心両面の援助をいただき、式が行えることになった。温かい尽力に感謝致します」とあいさつした。
 庫裏は延べ床面積約五百三十平方メートル。焼失前の姿を復元し、木造平屋。防災設備の管理などに関連する一部には、耐火コンクリートを使用する。約三億七千三百万円をかけ、来年五月に完成する予定。
 同寺は臨済宗南禅寺派の名刹(めいさつ)。火災は二〇〇三年九月に起こり、本堂と庫裏を全焼した。二〇一〇年三月末の完成を予定している。