ID :
12307
公開日 :
2009年 6月26日
タイトル
[チェーンソー彫刻で世界大会へ、山口のログハウス建築家
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/20090627-OYS1T00236.htm
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元urltop:
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写真:
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チェーンソーを使った丸太の彫刻「チェーンソーアート」に取り組む阿東町のログハウス建築家、林隆雄さん(37)が、愛知県で開かれた国際交流チェーンソーアート競技大会で優勝し、9月に米国ミネソタ州
で開かれる世界大会への出場を決めた。
同競技大会は5月末に開かれ、2時間~3時間半の制限時間内に、長さ1・25メートル、直径38センチの丸太をチェーンソーで削って動物などを作る。ビギナー、プロの2クラスがあり、林さんは熟練者向けのプロクラ
スに出場。二またに分かれた木を利用し、上に向かって大きく口を開けたワニと、寄り添う2羽のマナヅルを制作した。4種類のチェーンソーを使い分け、マナヅルの足を直径1センチ以下の細さにするなど、細部の仕上
げにこだわり、高い評価を得たという。
林さんは約7年前、仕事でログハウスを作る際、フクロウの彫刻を頼まれたのがきっかけでチェーンソーアートに興味を持った。作品を喜んでもらえるのがうれしく制作を続け、多くの依頼が舞い込むようになったという
。作品はこれまでに1000点を超え、阿東町の道の駅「長門峡」や美祢市の秋吉台サファリランドなどにも展示されている。
林さんは「大会は7回目の挑戦で、ようやく優勝でき、ホッとした。アメリカでもっと技術を勉強して来たい」と話している。