ID :
12075
公開日 :
2009年 6月 7日
タイトル
[箱館奉行所復元 宮大工の技、興味深く 一般公開に市民ら213
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/170160.html
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写真:
写真が掲載されていました
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函館市が来年8月のオープンを目指して、特別史跡五稜郭跡で進めている箱館奉行所の復元工事が6日、本年度初めて一般公開された。市民ら2134人が詰めかけ、玄関の屋根のひさしのこけらぶきの工
事など、宮大工が腕を振るう姿を興味深そうに見学した。(小森美香)
復元工事は2006年7月に着工した。来年6月に完成し、展示設営などを行った後、8月にオープンする予定だ。
昨年度は5回、工事を休んで一般公開したが、今回は宮大工の作業も見てもらおうと、こけらぶきや土壁塗りなど、初めて作業の様子を公開した。来場者は市職員らの説明を受けながら見て回った。
市川原町の野村五郎さん(74)は「初めて見に来たが、想像していた以上に素晴らしい。函館の活性化の起爆剤になればと期待している」と話した。
奉行所は冬の間に屋根の瓦ぶきなどが行われ、現在は外装がほぼ完成し、全体の7~8割の工事を終えている。来週には屋根の両脇に鬼板を取り付ける。現場を囲んでいる覆いは来月から2カ月かけて取り外される
予定だ。