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木造建築のネツト記事
ID :  1311
公開日 :  2006年 7月 9日
タイトル
[県内4事業者が建材販売へ“営業統合”
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新聞名
高知新聞
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元URL.
http://www.kochinews.co.jp/0607/060711headline05.htm
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元urltop:
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写真:
 
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建築部材を扱う製品市場など県内4事業者がこのほど、新たな協同組合「県木材流通センター」を設立した。一部の業務を除いて実質的に営業統合し、事業規模を拡大。木材卸・小売業者などからの幅広い 注文に対応できるようになるほか、営業力を強化していく。
 同センターは、県内に6事業者ある製品市場のうち、土佐木材(高知市仁井田、藤田典也社長)、高幡木材センター(高岡郡四万十町南大奈路、市川長俊理事長)、ウッディ四万十(幡多郡黒潮町入野、芝久義代表理事) の3事業者と、高知市仁井田の木材加工業者の計4事業者が参加した。
 それぞれの経営資源を集約して事業規模を拡大。建築部材は種類も多く、一事業者では品ぞろえにも限界もあったが、実質的な営業統合により、大口注文にも商品の確保や納期などの面で対応しやすくなるほか、木材 卸・小売業者をはじめ、プレカット業者や工務店グループなどへの営業力強化を図る。特に、県外向けに土佐材の販路を拡大したい考えだ。
 同センターは、県から6月1日に協同組合の認可を受けた。それぞれの参加事業者の組織は設立後も存続する形をとっているが、営業拠点は参加事業者の既存設備を活用。土佐木材の施設に本店機能を置き、高幡木 材センターとウッディ四万十は支店として営業する。出資金は1000万円で、必要となる設備投資に応じて増資する計画だ。理事長には、高幡木材センターの市川理事長が就任した。
 営業は7月1日に開始。20、21日には設立記念の特別市を予定している。初年度の売上高は、参加事業者の合計である20億円程度を見込む。
 市川理事長は「ただ一緒にやるのではなく、大量注文にも短期で納品するなど、単独では難しかったことに気持ちを一つにして取り組む。多様な顧客ニーズにしっかりと応えていきたい。売り上げは、年間1億円ずつの 上乗せを目指したい」と抱負を語っている。