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木造建築のネツト記事
ID :  11485
公開日 :  2009年 4月24日
タイトル
[今や釣りより木工
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/irasshai/CK2009042402000137.html
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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 緑豊かな木立と癒やしの空間、リスや野鳥のさえずりが心地よい長坂町のログハウスで、夢のセカンドライフをエンジョイしているのが、垂水貴則さん(61)・満江さん(60)夫妻だ。
 愛媛県出身の貴則さんは東京の大学卒業後、外資系のプラント関係の仕事に就き、東京都府中市出身の満江さんと昭和47年に結婚した。二人の子供にも恵まれ、「100%銀行ローンで」と、八王子市内に約3000万 円で一戸建てを購入。しかし、2年半後に名古屋転勤が決まり、家を貸して一家で名古屋へ。
 7年で東京に戻ったが、趣味の渓流釣りで山梨方面にもよく来ていたという。そして、貴則さんは56歳の時に退職した。「住宅ローンも払い終わっていたし、早期退職制度を利用して、老後は田舎で暮らそうと思ったん です」。退職金を使って250坪の土地を約800万円で購入。約2000万円かけて木の香り漂うログハウスを建てた。
 ウッドデッキや、イスとテーブル、カウンター、クロゼットなど家具はすべて貴則さんの手づくり。「渓流釣りがしたくて山梨に来たのに、今は木工が楽しくてしようがないみたい」と満江さん。「見よう見まねの自己流です が、それが楽しい」と貴則さん。
 奥さんは自家菜園で、20種類以上の無農薬野菜づくりを楽しんでいる。八王子の家には長男(34)が住み、今は二人暮らしだが、「年間200万円あれば普通に生活できる。標高が高いので夏は涼しくて快適。もう東京は 暑くて行けませんよ」と笑う。移住者など約180世帯・450人でつくる「八ケ岳ふるさと倶楽部」の運営委員もやり、夫妻は「素晴らしい仲間が増え、果実酒やジャムなどの作り方を教えてくれるんです。趣味やサークルな ど、本当に時間が足りないぐらい充実してます」と最高の笑顔を見せてくれた。