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木造建築のネツト記事
ID :  11291
公開日 :  2009年 4月13日
タイトル
[築130年、解体前の旧家一般公開--宮崎・佐土原、きょうまで
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090412ddlk45040332000c.html
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元urltop:
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写真:
 
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築約130年の宮崎市佐土原町の旧家が11日、解体を前に一般公開された。佐土原藩に仕え、幕末から明治を生きた医師、飯田洞敬(はんだとうけい)(1847~1922年)の診療所兼住宅。12日まで公開す る。
 海野建設(日向市)が運営する古材買い取りの「日向古材本店」が「古い建築工法の技術力を広く知ってもらいたい」と企画した。
 飯田は鹿児島などで医療を学び、20代で現地に開業した。貧しい人からは治療費を受け取らなかったという。建物は子孫が受け継いできたが、傷みがひどく、取り壊しが決まった。解体工事を任された海野建設の海野 洋光社長によると、家の前の瓦ぶきの門や、隠し部屋風の中2階などに、武家屋敷様式の特徴があるという。
 仏間や書院造りの客間を見た西都市の航空自衛隊員、立山雄一さん(29)は「考え抜かれた造りに昔の人の知恵を感じた」と感心していた。解体後の材木の一部は建材として再活用される。