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木造建築のネツト記事
ID :  11241
公開日 :  2009年 4月 6日
タイトル
[古材に新しい命を
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090406-OYT8T01260.htm
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元urltop:
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写真:
 
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常滑の伊藤さん、足場板など木工作品に  製陶工場で足場などとして使われた古材を、テーブルやベンチなどに再生した木工作品展が、常滑市栄町のギャラリーNa・KaMa(なかま)で開かれている。使い 古された板が漂わせる時間の重みが作品に表れ、好評を呼んでいる。
 脱サラ後に職業訓練所で木工を学び、同市中心部の「やきもの散歩道」で古い窯跡をそのままギャラリーにした伊藤英樹さん(57)が、オープン5周年を機に開いた。古材は土管づくりが最盛期だった昭和30年代、焼き 物を乗せる台として使ったさん板や、職人が足場板などとして使ったもの。
 廃業した製陶所が取り壊される折などにもらって集めた材料で、伊藤さんがこつこつと作品に仕上げた。独特の枯れた色と浮き出た木目が風合いを醸し出し、なかには明治時代の古材もあるという。
 「廃業した製陶工場の古材は、捨てられて燃やしたらそれでおしまい。古材を利用することで新しい命を吹き込みたい」と伊藤さんは話している。作品は600円から1万2000円のベンチまで。12日まで開かれている。