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木造建築のネツト記事
ID :  11003
公開日 :  2009年 3月24日
タイトル
[香川のNPO 浴室に徳島杉使用
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/rakujyu/news/rn90324c.htm?from=iphoto
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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四国産材の需要拡大を目指し、香川県内の設計士や工務店経営者らでつくるNPO「木と家の会」(増田孝夫代表理事)は、同県のヒノキや徳島、高知両県の杉などを使ったモデルハウスを高松市林町にオー プンした。それぞれの木の特徴を最大限に生かすよう設計。28日からは毎週土日、祝日に会員による相談会を開く。
 モデルハウスは2階建て110平方メートル。木は自然乾燥させ、できるだけ金具は使用せず、木の質感や木目を生かすなどのルールに従って、会に所属する10社が昨年10月から約半年かけて完成させた。総工費23 10万円。
 柱には香川のヒノキ、1階の床や壁、押し入れ、浴室には徳島の杉を使い、2階は高知の杉を多用し、どの部屋でも木のぬくもりが感じられる。内装は耐久性に優れた土佐漆喰で仕上げている。
 設計を担当した松田保文さん(58)は「その土地に住む人が、地元の木材で家を建てるのは自然なこと。需要が増えれば放置林が減り、四国の森全体を守ることにつながる。一度見学して、木の心地よさを実感してほ しい」と話す。
 見学は随時受け付け。問い合わせは同会事務局(087・867・6851)。