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木造建築のネツト記事
ID :  10906
公開日 :  2009年 3月15日
タイトル
[贈答用木製バット 王さんも認めた製造技術で
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新聞名
十勝毎日新聞
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元URL.
http://www.tokachi.co.jp/news/200903/20090316-0000915.php
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元urltop:
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写真:
 
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木材加工の中野製作所  木材加工の中野製作所(帯広市西23北1、中野正睦社長)は、贈答用のサインバットを商品化した。同社の木製バットの技術は世界の王貞治氏にも認められていたが、金属バットの普及で製造を縮小していた。3つのサ イズを製作、管内スポーツ店に卸し、同社でも販売している。「道産材を使ったバットを贈り物にどうぞ」とPRしている。
サインバットを手にする森の里ゴールドイーグルスのメンバー(後列左端が角田監督)  同社は1956年創業。バット製造を手掛け、木材に圧力をかけて作る合板バットは特許も取得している。金属バットの普及で次第に需要が減少、最近は建築用集成材の加工が主体になり、バット製造はノック用の一部に とどめている。
 同社のバット製造技術は評価が高く、合板バットは素材を本州のスポーツメーカーにも提供。ホームラン世界記録を持つ王貞治氏=前ソフトバンクホークス監督=のバットにも採用されていた。
 サインバット製作は今年1月、市内の少年野球チームの依頼を受けたのがきっかけ。森の里ゴールドイーグルスの角田学監督から、卒団祝い用に5本の注文があり、納品したところ好評だったことから商品化を決めた。
 バットは合板ではないが、道内産のタモを使い、白木の本格派。サイズは大(長さ75センチ、希望小売価格4000円)、中(同60センチ、同3000円)、小(同45センチ、同2400円)の3種類で、置物に使う台座を付け る。
 中野社長は「バットで始まった会社。木材加工の景気がよくない中、原点に戻ろうと考えた。木にはぬくもりがあり、気持ちが伝わる贈り物になると思う」と話している。問い合わせは同社(0155?37?3066)へ。++/div ++