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木造建築のネツト記事
ID :  10863
公開日 :  2009年 3月15日
タイトル
[クリ端材で本格ゴム銃 会津若松の木製品製造会社
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090316t62007.htm
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写真:
 
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福島県会津若松市神指町の木製品製造会社「共栄」が、住宅の土台用に製材した会津産クリ材の切れ端を再利用したゴム銃を製作し、販売を始めた。無垢(むく)材を使い、クリの木目の美しさが特徴。割りば しと輪ゴムで作る一般的なゴム鉄砲とは全く異なる高級品に仕上がっている。
 ゴム銃の製作は、社員の1人が町内会の夏祭りの出し物用にと、単発のゴム銃を作ったのがきっかけ。その後、6連発に改良してイベントで試売したところ、好評だったことから商品化した。
 拳銃(500円)から、西部開拓時代の米国で開発されたウィンチェスターライフル(4800円)まで8種類。城下町・会津若松にちなんで、火縄短筒と火縄銃も用意した。火縄以外は組み立て型も選べる。日本ゴム銃射撃 協会の公式競技にも使える本格仕様だ。
 設計を担当したのは西部劇と時代劇が大好きな佐藤雄一専務。「形を知っているので図面にするのは問題ない。やるからには本格的なものを目指しており、ほかにも考えている」という。
 佐藤芳賢社長は「ふとしたことから生まれた製品で、これまでチップにしていた端材が有効利用できる。会津産木材のPRや地産地消の浸透、温室効果ガスの抑制につながればうれしい」と話している。
 会津地方の一部の道の駅で販売している。連絡先は同社0242(27)1254。