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木造建築のネツト記事
ID :  10786
公開日 :  2009年 3月 6日
タイトル
[手作り木製遊具、楽しんで…、卒業生の3点を市に寄贈
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://osaka.yomiuri.co.jp/edu_news/20090307kk01.htm
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元urltop:
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写真:
 
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広島県府中市土生町、県立府中東高校(岡本光由校長)は、同高インテリア科の歴代の卒業生が在校中に製作したブランコなど木製遊具3点を、同市に寄贈した。市は12日まで市役所1階ロビーに展示した 後、子どもたちに、〈ものづくりのまち〉の伝統を受け継ぐ若い担い手の作品を楽しんでもらおうと、出来るだけ早い時期に保育所などに置く予定。
◇  インテリア科では毎年、3年生が課題研究の一環として、1年かけて遊具を作っており、過去の作品は校内に保管している。
 今回寄贈した作品は、〈1〉ハートマークにくりぬいた飾りを付けた「ラブランコ」(2003年度の卒業生6人)〈2〉ロープが付いて山登りが出来る「お山の大将」(06年度の卒業生5人)〈3〉テーブルといすを組み合わせた 「ふれんどりぃ~」(07年度の卒業生6人)の3点。
 卒業生は、デザインから木材の切断、組み立て、塗装など、実際の製品作りと同様、一連の工程を受け持った。いずれも県や全国の高校生のデザインコンクールで入賞した力作ぞろい。
 製作に携わった卒業生の多くは、磨いた技術を生かし、市内の木工家具会社など、製造業関連の企業などに進んだという。指導に当たった蔵屋貴美男教諭(56)は「学校に置くよりも、子どもたちにこの遊具で遊んでも らえた方が良い」と話す。
 市は安全性を確認した上で、早ければ3月中にも、子どもに関連する施設に設置する予定。市児童課は「地元のお兄さん、お姉さんたちが作ったことを子どもたちに伝えたい」としている。