ID :
10665
公開日 :
2009年 2月26日
タイトル
[福祉家具:開発へ、大川で研究会
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090226ddlk40100373000c.html
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元urltop:
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写真:
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「介護予防に役立つ福祉家具」のコンセプトで新ビジネスを目指す研究会がこのほど、大川市の国際医療福祉大大川キャンパスであり、佐賀大医学部の斉場三十四教授(65)らが産学官連携の取り組みを呼
び掛けた。
研究会は大川市、大川家具工業会、同福祉大の3者で開催。地元の家具業者ら約170人が耳を傾けた。斉場教授は3月に佐賀大を退官後、同福祉大リハビリテーション学部で教える予定。体が不自由でも自力で生活
できる住環境作りを進めるため、福祉家具の産業化を提唱している。
講演で斉場教授は、費用がかかる現在の介護制度の限界を指摘し、生活力を高める住環境を整備する「環境介護」という考え方を紹介。「要介護にならないような生活環境を提供するには、家具は重要」と語った。家
具産地の高い技術やノウハウを持つ大川市の潜在力に注目し、産学官で介護産業モデルを同市で実現しようと呼び掛けた。【