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木造建築のネツト記事
ID :  10171
公開日 :  2009年 1月15日
タイトル
[天童木工から、木のようなのに「光を通す」椅子
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新聞名
エキサイトism
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元URL.
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_3209/
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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天童木工と言えば柳宗理のバタフライスツール、剣持勇の柏戸イス、豊口克平、長大作の作品など、ニッポンデザインの名作を輩出してきた、日本屈指の家具メーカーだ。日本のものづくりの空洞化が進む 中、山形県の天童市で、国産家具の品質と技術を守り続けている日本のブランド家具ともいえる。
 そんな天童木工から意外な新作が発表された。その名も「COHAKU(コハク)」。一見、木の椅子のようだが、実はアクリル製の椅子で、光が差し込むと琥珀のように輝く。透明のアクリルにごく薄い天然木のツキ板を貼り 合わせている。天然木はバーズアイメープルという、家具の世界では高級とされる「杢」(もく)の出たもので、高価な家具に多用される木材だ。
 杢の美しい表情を損ねないように、この薄いツキ板を曲面的な樹脂にぴったりと貼るには、繊細な技術が必要だ。天童木工は自動車の内装に使われる、天然木目パネルなども製造しており、この技術を応用して今回 の素材が生まれた。天童木工のオリジナル素材と言ってもいい。