ID :
10117
公開日 :
2009年 1月14日
タイトル
[棟札が語る智恩寺の歴史 宮津・府丹後郷土資料館で企画展
.
新聞名
京都新聞
.
元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009011300040&genre=M2&area=K60
.
元urltop:
.
写真:
.
建物の建築や修理を記録した棟札から、京都府宮津市にある智恩寺の歴史をたどる企画展「智恩寺の棟札」が、同市国分の府丹後郷土資料館で開かれている。
2008年3月に同寺の文殊堂、三門、鐘楼門が府の文化財に指定されたことを受けて開催。江戸時代初期の1639年から1935(昭和10)年の間に行われた建築・修理の日時や、工事の関係者の名前などが記された棟
札22点と宮大工の出勤簿として使われていた木製の「出面板(でづらいた)」5点を並べた。
中でも、1762-67年の三門造営の際に使われた5点の出面板は、出勤している人数から工事の規模や工期などを知ることができる貴重な資料で、丹後地方で唯一現存する出面板となっている。
また、府の文化財保護活動を紹介するため、木津川市の恭仁宮跡から出土した瓦や土器など26点も合わせて展示している。
2月15日まで。月曜休館。高校生以上200円、小中学生50円。