ID ：
10078
公開日 ：
2009年 1月 9日
タイトル
［杉３層パネル、国交省モデル事業に 南部・レングス
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新聞名
日本海新聞
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元URL.
http://www.nnn.co.jp/news/090108/20090108012.html
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元urltop:
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写真:
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集製材の製造、販売を手掛ける協同組合レングス（鳥取県南部町法勝寺）の杉三層パネル（Ｊパネル）を使った地域材民家の普及事業が、国交省の超長期住宅先導的モデル事業の住宅（戸建）の新築部門に採
択された。
耐久性に優れ、無垢の風合いが美しい「Ｊパネル」
同事業は、住宅の長寿命化を目指し、技術開発や先導的なプロジェクトの支援を行う二〇〇七年六月の閣議決定を受け、国交省が〇七年度から始めた。今回は全国から三百二十五件の応募があり、六部門で四十八件
の事業が選ばれた。
Ｊパネルは、国産スギの内層の繊維方向を直交させ、三層に積層接着した集成材。真ん中の層を直交させることで強度を高め、収縮や膨張を抑える。無垢(むく)材の風合いを残しながら、狂いが少ないのが特徴。
エムズ建築設計事務所（大阪府吹田市）がＪパネルを使った住宅新築システムを提案。同事務所が設計した新築住宅を全国の工務店五十三社が施工する。今回の採択により、新築住宅五十三戸に対して一億八百万円
の補助を受ける。事業期間は本年度から二年間。
Ｊパネルを製造するレングスは「山陰ではＪパネルを扱う工務店がないので、これを機に普及を目指していきたい」と話していた。
