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木造建築のネツト記事
ID :  9893
公開日 :  2008年 12月14日
タイトル
[背後の森によく調和したしゃれた外観のログハウスホテル
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新聞名
北海道新聞
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元URL.
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/onsendata/2115.php
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写真:
 
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<湯けむり名人の温泉!とっておき> 温泉は熱いものと思いがちだが、そうとは限らない。25度以上の「温度」があるか、「規定の物質」のうち1種類でも基準量を満たすなら、そのわき水は立派な温泉だ。「 冷ゃっこい温泉なんてピンと来ない」かもしれない。が、どの温泉にも効用はあるのだ。
 岩見沢市郊外にある温泉施設「メープルロッジ」は、背後の森によく調和したしゃれた外観のログハウスホテル。内装や調度品はカナダや北欧の別荘風。原木の太い柱が目をひくエントランスでは、赤々と燃える暖炉が 来客を出迎える。
 内湯の浴槽は、ひのき造りと黒御影石張りの二つ。屋外には丸太造りのフィンランド式サウナと岩組みの露天風呂がしつらえてある。
 ユニークなのは露天風呂だ。立て看板を読まずに入ったら「うわっ」と飛び上がるかも。サウナの後のクールダウン用にと、泉温13・3度の源泉がそのまま満たされている。
 サウナの本場フィンランドでは、温まった後に湖にドボンと飛び込んだりするが、いわばそれのミニ版。野趣としゃれっ気にあふれている。
 泉質は、美肌づくりで知られる重曹泉。岩を伝う冷たい源泉をピチャピチャとほおにあてれば、化粧水代わりにもなる。泉温が体温より低いため、多くのエネルギーを消費。また、代謝機能が活発化して疲労回復効果も 期待できる。
 ただ、注意も必要。サウナや冷水浴は高齢者や、高血圧、心臓病など循環器系にトラブルを抱える人には適していないからだ。
 加熱し、適温に整えた源泉で満たされた内風呂も毎日よく磨かれ、清らかでいい。身体を沈めると、とろりとした感触が肌にまとわり、いつまでもまどろみたくなる。
 湯上がりの楽しみが食。レストランには名物の高麗キジ、地場野菜やリンゴなど地産地消のメニューがずらり。宿泊時の夕食は月替わりのフルコースだ。(