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木造建築のネツト記事
ID :  9670
公開日 :  2008年 11月30日
タイトル
[波打つ集成材、構造上理想的な曲面を描く
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20081201/116248/
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元urltop:
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写真:
 
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駅舎のように、多くの利用者が使用し、十分な耐久性が必要とされる施設において、素材の選定は極めて重要である。また、駅舎は交通機能のほかに、街の玄関口としての役割も担う。この施設は、日向市の シンボルとなる建築空間を目指して設計した。  梁と天井材には、地場産のスギ材を使用した。梁に採用した集成材は、断面を連続的に変化させることで、構造上、理想的な曲線をつくり出している。この技術は、地元集成材工場と開発したものである。この技術の開 発によって材積面では余剰分を減らすことが可能となり、木材資源の有効活用の一翼を担うことができた。柱材と斜材は、雨がかりになることが予想されたため、H形鋼と鋼管とし、仕上げは今後のメンテナンスを極力少 なくするために、溶融亜鉛メッキリン酸処理を採用した。