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ID :  9488
公開日 :  2008年 11月25日
タイトル
[訪れた人が滞在できるようログハウス作りも進めている
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081126/CK2008112602000012.html
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元urltop:
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写真:
 
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関西地方の大学生有志らが伊賀市島ケ原のJR関西線島ケ原駅前に昨年七月から作っている地域交流スペース「夢の道ひろば」に、新たにテーブルといすが設置された。
 広場は同所の穂積亨さん(70)の製材所敷地にある。都市部の人や若者を呼び込み、地域住民と交流する拠点にしようと、建築や美術を学ぶ学生たちが週末に訪れて穂積さんと広場作りをしてきた。
 学生らが建築技術を学ぶ狙いもあり、これまでに延べ八十人以上が製作にかかわってきた。
 今回設置したのはテーブル四脚といす十七脚。いずれも地元のスギ材を使い、木の温かみをそのまま生かした。
 ほかにも学生たちは、訪れた人が滞在できるようログハウス作りも進めている。来年には広場でバンドを招いたコンサートや木工教室を計画中だ。
 学生リーダーの内田泰平さん(25)=京都造形美術大四年=は「今後、宿泊施設を充実させてたくさんの人が集まる場にしていきたい」。穂積さんは「学生たちが成長する姿は頼もしい」と笑顔を見せた。