ID :
9367
公開日 :
2008年 11月14日
タイトル
[話題の木製スーパーカー「真庭」を見よ!!
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://news.ohmynews.co.jp/news/20070720/13336
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写真:
写真が掲載されていました
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ボディーが木でできているスーパーカーが発売されて話題になっている。木製といっても、ちゃんとナンバーを取得でき、公道を走れる。製作したのは岡山県真庭市にある家具工場「佐田建美」だ。
木製スーパーカー「真庭(まにわ)」のエンジンは水冷4サイクル175ccで、乗車定員は3人。使用木材は、地元岡山のモミやヒノキ、タモの合わせ材で、ボンネットには、佐田建美が得意とする「美術組子」の木細工が施さ
れている。 重量は800kgで、最高速度は80km/h。価格は390万円(受注生産)で、納車までには約3カ月ほどかかる。
トランスフォーマーよりも木製がいい!?(撮影:ザ・マイカー編集部)
佐田建美の佐田社長に話を聞いた。
「入社2年目の若い社員をリーダーに、60歳を迎えたベテラン社員ら4人で製作委員会を発足して、昨年末から製作を開始しました。製作を思いついたのは昨年6月で、全国建具展示会へ出品することを目的として作り
ました」
奇っ怪なクルマを作ったワンマンな変わり者社長だと思ったら大まちがい。若手社員をリーダーにし、ベテランを部下にして、社内に特別チームを作って製作されたクルマだったのだ。
「クルマの評判は上々で、毎日全国からたくさんの問い合わせがありますが、私のほうから買い手を選ばせて頂いています。というのも、実用性に対する質問をする人が多いのですが、振り袖を普段着にしないということ
をご理解頂ける方にしか売れませんので」
「買い手を選ぶ」というところは、まさにフェラーリなどのスーバーカーと同じ。限定5台生産の予定で、今月発売されたばかりだが、すでに1台売れたということにも納得だ。
問い合わせ先:(株)佐田建美(電話0867-52-7817)
ハンドルはオートバイのようなバー型(撮影:ザ・マイカー編集部)
ドアはガルウィング式だ(撮影:ザ・マイカー編集部)
美しいリアビューは、力強い翼がコンセプト(撮影:ザ・マイカー編集部)
ホイールももちろん木製だ(撮影:ザ・マイカー編集部)
美術組子という細工が施されている(撮影:ザ・マイカー編集部)