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ID :  9299
公開日 :  2008年 11月 8日
タイトル
[白峰新総湯 伝統建築様式できょうオープン
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20081108-OYT8T00787.htm
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元urltop:
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写真:
 写真が掲載されていました
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白山市白峰地区の白峰温泉総湯(共同浴場)の移転・新築工事が10月末に完了し、9日に新装オープンする。新総湯は地元の木材を主要建材に使い、白山ろくの昔ながらの家屋をイメージした造りで、観光客 誘致のため同地区が進める町並み再生事業の中核として、地元も期待を寄せる。
 新総湯は、木造2階建てで、白山で採れたスギの板材を外観や内装にふんだんに用いる白峰地区の伝統的な建築様式を取り入れた。浴室は旧総湯の約1・5倍と広く、旧総湯にはなかった露天風呂やサウナも新設した 。総工費は4億8589万円。
 市白峰支所によると、30年前に開業した旧総湯は、近隣市町村で温泉施設が相次いでオープンしたのを受け、近年は、入浴客数も1980年代後半の最盛期に比べ、3万人以上減少していた。同支所は「新装オープン を機に、以前のようにたくさんの入浴客でにぎわえば」と話している。
 総湯の移転・新築は、国の「まちづくり交付金」を活用し、07年度から3か年で進めている町並み再生計画の一環。今後、旧総湯の跡地に、地元特産品の販売所を建設するほか、歩道のカラー舗装、高山植物園の整備 などを行う。