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木造建築のネツト記事
ID :  9240
公開日 :  2008年 11月 2日
タイトル
[浮気封じる「和合の木」 名古屋の神社
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新聞名
朝日新聞
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元URL.
http://www.asahi.com/national/update/1027/NGY200810270001.html
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元urltop:
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写真:
 
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寄り添うように生えている2本の木の周りを回ると浮気封じに御利益があるという神社が、名古屋市瑞穂区にある。浮気に悩む人たちが、ひそかに訪れては神頼みをしている。  この神社は「田光八幡社」。住宅が立ち並ぶ同区大喜新町3丁目に、ぽつんと立つ小さな神社だ。そばには、高さ6メートルほどの「和合の木」と名づけられたムクノキとエノキがある。  神社の宮司を兼ねている中村和一さん(49)によると、2本の木が絡み合って育ち続けていることから、夫婦円満、子授けの御利益があると伝えられてきた。それがいつからか、「浮気封じ」としても知られるようになっ たという。少なくても50年以上前から言われてきたらしい。  祈願は、真夜中の午前2時ごろの「丑満刻(うしみつどき)」に、和合の木を7周半回ることとされている。昔の資料には「丑満刻に中央の輪を潜る」とあるが、今は2本の木が完全に寄り添って輪がなくなり、中央を潜る( 通過する)ことができなくなったので、このような方法になったようだ。中村さんは、祈願の時刻についても「ご時世がら、回るのは昼間でも平気です」と話す。  近所の人たちの間では、浮気封じの御利益はあまり知られていないらしい。近くの女性(70)は「子どもが生まれない人に御利益があるのは知っているけど、浮気にもいいとは知らなかった」と話す。  だが、浮気に悩み、ワラにもすがる思いの人たちは、どこからか評判を聞きつけてくるという。中村さんは月に2度ほどしか神社に来ないが、毎年数件、女性からの相談と、御利益を授かる方法についての問い合わせ がある。  「夫婦円満、子授け、そして浮気封じに霊験あらたか」「木を7廻(まわ)り半する」。中村さんは9月下旬、悩みを抱える人のために、和合の木の前に看板を設置した。「真剣に、願いを込めてもらえれば、必ず願いはか なうと伝えられています」(