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ID :  9047
公開日 :  2008年 10月12日
タイトル
[全国から棟梁ら参加しセミナー
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/news/200810/13/kj_2008101300216.php
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写真:
 写真が掲載されていました
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現代の名工など全国的に知られる棟梁(とうりょう)らが、伝統的な日本の工法をどう現代建築に生かすかを考える「秋季セミナーin鶴岡」が12日から2日間の日程で鶴岡市、三川町を会場に始まった。
 特定非営利活動法人(NPO法人)伝統木構造の会(東京都、増田一真会長)が主催。初日は全国から約200人が参加、校舎に庄内産杉材を多用した三川町東郷小を会場にパネルディスカッションを繰り広げた。増田会 長が「集成材などを使わず、世界に誇れる木造建築技術をもう一度確立していこう」とあいさつ。地元の阿部誠三川町長が歓迎の言葉を述べた。
 菊間満山形大教授の講演の後、討論が行われた。第1部では、同校を設計した鶴岡市の菅原英介菅原二郎建築設計事務所長、工事を行った同市の剱持猛雄棟梁、菊間教授がパネリストとして建設経緯などを語り、「完 成直後からシックスクールなどの原因物質は測定されていない」「木の温かさを伝えたいと思い、どうしてもやり遂げたかった仕事」などの話が出た。第2部では全国から参加した10人の棟梁らが実際に手掛けた建物を紹 介しながら「手仕事」の大切さなどを熱く語った。
 13日は、鶴岡市の松ケ岡開墾場で実技講習などが行われる。