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ID :  8973
公開日 :  2008年 10月 6日
タイトル
[地元材で「木づかい」考える
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新聞名
新潟日報
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元URL.
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=113856
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元urltop:
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写真:
 
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国産木材を積極的に使い、国内林業の振興と二酸化炭素(CO2)削減につなげる「木づかい運動」について考える「木づかいシンポジウム2008in新潟」(日本木材総合情報センター主催、新潟日報社など共 催)が5日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。建築関係者や市民ら約200人が参加した。
 新潟の木を使った住宅と暮らしをテーマにしたパネルディスカッションでは、長岡市山古志地域で震災復興のモデル住宅造りに携わったアルセッド建築研究所(東京)の大倉靖彦副所長が「地元の木材を使って住宅を造 ることは、地域の住文化の伝承になる」と指摘。「継続的にメンテナンスするためにも、新潟で快適に住むノウハウを持つ地元の大工に造ってもらうことも大事」と強調した。
 東大大学院の安藤直人教授は「日本材の値段は外国材と同等かわずかしか違わない。越後杉を検討してもいいのでは」とアドバイス。重川材木店(新潟市西蒲区)の重川隆広社長は「越後杉の特徴は年輪が緻密(ちみ つ)で上からの加重に強い。柱やはりに最適」と紹介した。
新潟日報2008年10月6日