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ID :  8956
公開日 :  2008年 10月 3日
タイトル
[米住宅着工不振、円乱高下で休むに休めず
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新聞名
オーマイニュース
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元URL.
http://www.ohmynews.co.jp/life/money/ohmylife_taiken.php?s=&p=182&c=00000
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写真:
 
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 9月18日(木曜)午前3時。前回の文章(9月17日朝5時ごろ)を書いてからあとも、一睡もしていない。もうほとんど思考回路がが働いていない。
 FXは24時間市場が開きっぱなしで、生活リズムが無茶苦茶になってしまう。
 為替市場にクローズ時間帯を設けてもらいたいとつくづく思う。為替相場にかかわっている人たちの大半がそう思っているだろう。
  ◇  結局、米当局が公的資金注入をしないというのは建前のようで、FRBがつなぎ融資をする事になり、昨日(9月16日火曜)の市場は落ち着いたものだったが、今夜は一転して再び大荒れの展開。今夜こそゆっくり眠ろうと いう願望が無残に打ち砕かれてしまった。
 荒れ方は初日(9月15日月曜)よりもひどい状況だ。
 金融危機が世界中に拡散し、連鎖倒産や巨額損失を抱える企業が続出しているのだろう。
 NYダウは再び340ドルも暴落し、為替市場も全面円高といった具合である。ただ初日と違い、円買いペースが非常に緩やかで、時間帯によっては円売り局面もあり、非常に難しい相場となっていてなかなか手が出ない 。
 ショート(外貨売り、円買いのポジション)にしていると、円売りが進み損失が出る。慌ててロング(外貨買い、円売りのポジション)に切り替えると、今度は円買いが入るといった具合で、損失を拡大させてしまい、慌て ている。
 こういうときは、本来、休むのが一番である。しかし、金融危機の成り行きを見守りたいという興味と、チャンスロスをしたくないという欲にかられ、コーヒーを何杯も飲み、無理やり起きている。
 タバコも吸いまくり、部屋が煙たい。そのなかでモニターを見続けているため、目の焦点が定まらない。
 通常は、NY市場が終わると(日本時間の朝5時半ごろ)、為替の変動も落ち着くので、その時間帯に合わせて寝る。
8月の米住宅着工、1991年以来の低水準  しかし昨夜(火曜夜から水曜未明)は、NY時間の終了間際、揺り戻しの円売りが起き、水曜の日本時間に入ってもその流れが続いていた。
 ところが今夜(水曜のNY市場)は、売られた円がゆっくりと買い戻されている。21時30分(NY朝8時半)に商務省が発表した8月の住宅着工件数はかなり悪かった。事前の市場予想だった94万戸を下回り、89万戸だった。
90万戸割れは、1991年1月以来の低水準という。
 金融危機の原因である不動産バブルの崩壊は深刻で、株価は下がり、リスク回避のための大幅な円買いが入っているのだ。